「で、同じクラスの奴とか、隣のクラスの奴とかにも声かけてなんか…40人くらい?いたよな?」
直人は確認するようにヒノケンに視線を送った。
「あー、そうだな」
「で、聖也も参加して…終わってから岬に聖也のアドレス教えてって頼まれて…」
直人は、その頃の事を思い出しながらポツポツと話した。
「で、教えたの?」
「おう」
「でも、その頃って聖也とお前、クラス違ったじゃん」
確か、1年のとき、聖也と同じクラスだったのはキノとりょうだ。
「少しくらいしか話したことなかったからアドレスまで知らなくてさ。次の日、聖也のクラスまでいって直接頼んだ」
「優しいね…」
「岬が俺に頼み事したの初めてだったし…何かはりきっちゃって…まあ終わったことだけど」
どうやら最初は岬から聖也にアタックしたらしい。
(風間くんも相当好きだったみたいなのに…何で、別れたんだろ…)
「聖也の浮気で別れたんだっけ?」
伊澄が気になったことを、土屋はさらっと口にした。
「いや、岬ちゃんとつき合ってから岬ちゃん一筋だったよ」
直人の代わりにヒノケンが答えた。
「じゃ何で?」
直人は確認するようにヒノケンに視線を送った。
「あー、そうだな」
「で、聖也も参加して…終わってから岬に聖也のアドレス教えてって頼まれて…」
直人は、その頃の事を思い出しながらポツポツと話した。
「で、教えたの?」
「おう」
「でも、その頃って聖也とお前、クラス違ったじゃん」
確か、1年のとき、聖也と同じクラスだったのはキノとりょうだ。
「少しくらいしか話したことなかったからアドレスまで知らなくてさ。次の日、聖也のクラスまでいって直接頼んだ」
「優しいね…」
「岬が俺に頼み事したの初めてだったし…何かはりきっちゃって…まあ終わったことだけど」
どうやら最初は岬から聖也にアタックしたらしい。
(風間くんも相当好きだったみたいなのに…何で、別れたんだろ…)
「聖也の浮気で別れたんだっけ?」
伊澄が気になったことを、土屋はさらっと口にした。
「いや、岬ちゃんとつき合ってから岬ちゃん一筋だったよ」
直人の代わりにヒノケンが答えた。
「じゃ何で?」