「よかった」

そう言って笑った風間さんの笑顔は、とてもまぶしかった。

店が閉店し、片付けも終わった頃にキレイな女の人が店の前に立っていた。

「…?」

あ!風間さんの彼女だ!!

前見た時はオネエ系だったけど、今日はB系だから一瞬わかんなかった。

(やっぱ美人は何着ても似合うな)

「風間さん、彼女きてますよ」

厨房の奥で着替えてる風間さんに声をかけた。

「……!ありがと、じゃお疲れ様」

風間さんはささっと荷物をまとめて、彼女のもとへ行った。
風間さんが来たら、彼女は笑顔になり、風間さんも嬉しそうに彼女の肩に腕をまわした。








そう、この時の風間さんは確かに幸せそうで…






ソノトキマデハ…