「悪りぃ…それはできない」 「なっ、なんでよ!!」 「だから……ちっ、言わなきゃ分かんねぇかよ…」 「な…なによ?」 頭をかきながら龍也は少し顔を赤くしていた。 「俺は…お前に心配なんかかけさせたくねぇんだよ。自分の事じゃねぇのに辛そうな顔すっから…………お前には…いつも笑っててほしいんだ」