「……別になんにもねーょ。」


『で、でも!!なんか…遥斗、怒ってるみたぃ…』



「……………。」



室内が静かな雰囲気に包まれた。ぁたしも遥斗も口を開こぅとしなぃ。





−そして、沈黙を破ったのは遥斗だった。




「…お前のせぃだょ…」



『……えっ?????』



遥斗は聞こえないくらいの小さな声で呟いた。




「………顔上げろよ」



ぁたしは俯いていた顔を上げた。目の前には綺麗な遥斗の顔がぁった。



真剣でどこか、意地悪そぅな表情……。



『…遥…斗?』






すると…




『…んン??…ん!ん−!!』



急に遥斗がぁたしの顎を上に持ち上げたと思ったら、遥斗の顔がすごく近いところにぁった。




なにか温かいものがぁたしの唇にあたってぃる。
優しい、温かいなにか…




ん??




ぁ、ぁたし遥斗とキスしてる?!?!?!



ぇ、なんで?!



ぁたしは混乱していてなにも考えれなくなっていた。