ぁたしが遥斗に聞いてから少したった時−
「…入れば。」
また低めの声で返事をした。その声を聞いて、ぁたしはドアノブに手をかける。
ガチャ
ドアを開けると、遥斗がベッドの上に寝ているのが目に入った。
遥斗はぁたしが入ってきたのに気づいているはずなのに、顔を背け、ぁたしを見ようとしなかった。
『…遥…斗??』
ぁたしは少し戸惑いながら遥斗の名前を呼んだ。
「……なに…。」
『ぇ、えっと、その…』
いきなり、遥斗がぁたしの方に振り向いて不機嫌そぅに聞いてきた。
『ぁ、のさ…遥斗、なんかぁったの?』
「は?!」
『だ、だってなんかぃつもの遥斗じゃなぃから…その…心配になって…。』
ぁたしはそぅ言うと俯いた。遥斗の顔を見ていられなくなったからだ…。
今日の遥斗はどこか、怒っているょうで怖い…。
ぁたしが俯いていると、遥斗はベッドから起き上がりぁたしに近づいてきた。
遥斗が近い。もぅ、すぐ目の前にぃる。
どぅしよぅ………。
心臓がドキドキいってる。