−学校からの帰り道。
なぜか、無口な遥斗…。


いつもなら、ちょっとは話したりするんだけどなぁ。あ、ちょっとだけね??



んー、ゃっぱりぉかしい。今日の朝は普通っぽかったのに。放課後になったら、不機嫌だった。




『………。』

「………。」



ぁたし達は家に帰るまで、ずっと無言だった。


話しかけよぅとしたがそんな雰囲気でもなく、結局、家に着いた。




−ガチャ



家の玄関のドアを開け、中に入る。そこでも遥斗はなにも話さない。



だんだんぁたしは悲しくなってきて、俯いていた。



『…ぁれ?誰もぃない…』

家には誰もいなく、シーン…と静かだった。



リビングのテーブルの上に一枚の紙がぉいてあった。


 "なっちゃん、遥くんへ
ちょっと、買い物に行ってきます。なるべく早く帰るけど、お腹が空いたらなにか作って食べてね!

     菜々ママょり"

と、母からのおき手紙が置いてぁった。ぁ、ちなみに菜々ってのは母の名前です。ってか、自分で菜々とか言ってんなー!!




ぁたしがその手紙を見ていると、遥斗が後ろから覗いてきた。



「母さん、なんだって?」
『ぁ、買い物行ってくるから適当に食べてって…』



やっとしゃべってくれた…。ぁたしは胸をなでおろし、安心してぃた。