すると……




「「きゃぁ−−−ッ」」


女子生徒の奇声が聞こえた。それも、すごい大人数みたぃ。




『…ぅるさい……。』


「こら、こら。でも、誰だろぅ…って決まってるか」



そぅ、誰が注目されてるかなんて分かりきってぃる。



奇声がどんどん近くなってくる。







そして、その団体?がぁたし達の教室に入ってきた。



「『ゃっぱりね……』」


沙絵と声が重なった。…ぁたし達の予想通りの人が来たからだ………。





「遥斗くん、今度二人で遊ばない??」


「なに言ってんの!!遥斗くんはぁたしと遊ぶの!!」


「はぁ〜?!ぁたしよ!!!」


始まった……。いつもの女同士の喧嘩。それも、大人数。ぁ−、ぅるさい。



「…静かにしてくんね−??」




シーン





今まで黙っていた遥斗が言った。すると、教室が静まりかえった。




それを破ったのはさっきまで他の女子と喧嘩をしていた子達だった。



「ご、ごめんね!!」


「ぁたし達、もぅ教室に戻るから…」



そぅ言って、女の子達は出ていった。続いて他の子達も出ていく。 残ったのは同じクラスの女子だけだった。