しばらくしてやっと執事が離れた。


「はぁはぁ…///」
「家では体もたなくなるかもな。」ニヤッ
「はぁ!?///」
「顔赤い。そんなに嬉しい?」
「ちっ違うし!帰ろ!!///」


だめだ。。
ついつい執事のペースにのまれてしまう。。


もっと優しい執事頼んでよお母さんっ!


カチャ

家にはまだなれてない。
あっ探検しなくちゃ。


アタシはいつもどおり淡いピンクのスウェットに着替えた。


「何その格好。」
「別に…部屋着だけど?」
「誘ってるわけ?」
「はぁーっ!?//」


アタシは足早に歩いた。

執事は後からトコトコついてくる。


「ついてこないで!!探検すんの!!」
「俺、執事だからいっつも側に使えるのが仕事。」
「…あっそ」


あんなコト言われちゃ言い返せない。

てかこんな時だけ執事面するなよ!!














しばらくして庭についた。
広くて緑が綺麗で、ミニ花畑みたいなのがあったり、池があったり。。

落ち着く~


「遊莉は此処が好きか?」
「関係ないでしょ」
「顔に書いてある。」
「う″…」
「俺も此処が好きだ。」
「えっ?」


振り返ると優しい笑みを浮かべてた。

ドキッ

いつもは俺様で生意気で意地悪だけど、たまには優しい顔するんだ…




~♪♪~

ん?
知らないアドレス…

[牧田星多です。遊莉ちゃんのアドレス、翠菜に聞いたんだ♪あっ翠菜は俺の親戚だからね。]


「キャーッ♪///」

思わずガッツポーズして喜ぶアタシ。


「あ…」

アタシは執事のほうを見る。

「何喜んでんの?」
「関係ないでしょ」


星多からメールっ!!

翠菜ありがとーっ♪




もぅ超嬉しいしっ♪