■遊莉■

「ん~…」


朝起きると托人が隣にいた。


うわぁ…
寝顔もカッコいいや…



あ、アタシドレス着たままだ。


とりあえずアタシはリビングに行こうとした。


ギュッ




「た…托人?」



寝てる…


なのにアタシが行こうとしたら手をつかまれた。



仕方ない。

しばらくいよう。




きっと托人は1人で生きてきたんだ…