「俺の名前呼べ。」
「は?執事」
「名前」
「…たっ…托人…」


ボワッ

「えぇっ!?」


アタシが名前を呼ぶと托人は白い煙に包まれた。


「っと。」
「………えぇーっ!?なっ何その羽っ!あっ悪魔!?」
「正解。俺は悪魔だ。まぁ人間に姿をみせたのは初めてだな。」
「なっ…アタシを食べる気!?」
「ぷっ。それは吸血鬼。俺は悪魔。悪魔は人の生気で生きる。まぁキスが食事だ。」
「………キスが食事とか。。」

あまりの急急展開に言葉がでないアタシ…

悪魔だからこんなにカッコいいのかな…


さっきは目は真っ黒だったのに今は綺麗な深紅。


思わずじーっと見てしまう。

「遊莉を殺しはしない。いずれ俺の妻になるんだからな。」ニヤッ
「なっ…何を勝手に!//」


意地悪生意気俺様なとこは全く変わってない。。




「…んぁ…///」


今度は激しいキス。。


「んっ//」
「遊莉は俺のもんだ。」






何でアタシをそんなに縛ろうとするんだろう?







何かにおびえているような眼差しで…