教師部屋と生徒がみる部屋は、もう一つドアがあり、これもまた、リモコンであけなくちゃいけない。


「あの……」

あたしが声を発したのと同時に、女の人の声がした。

「アッ……」

へ?

「あうっ。まっ……ああん……」

何してるの?

心臓の鼓動が早くなり、顔が熱くなる。


かぁぁぁぁあ。

学校で何やってんの?


すると……

ウィーン………

静かにドアがあいた。


「よぉ。瑠璃。」
「あ、東玲央!」

東は、ΑVとゆうΗなビデオを見ていた。

『あぅつ…はぁ……』

「け、消しなさいよ!なんてもの見てんのよ!」
「クスクス。可愛いね、反応が。」
「いいから、早く!」

ピッ…

東は、ビデオを消した。