「だってッここだったらゆっくり話聞けるじゃん~」


彼が 薄笑いをするのを見て
体がすごく硬直しそうになる…



でも…でも…



「行こう…」


彼の言葉に


「うん…」


静かに首を振って
彼の後ろ姿を 追って行った…



こんな所に入ったらヤバいと思うし
こうやってノコノコ着いて
行くのも馬鹿だけど
私の気持ちは もう決まってるから…


だから…伝えないと…