『…何か用?
てか、誰?アンタ。』

「…。まぁ 援交してるとか
そんな事はどーでも
いいんだけど
私の友達がさぁー 最近
彼氏と別れちゃったんだよね。
なんか その原因が
あんたの事らしいよ。
友達の彼氏が
あんたの事
可愛いとか 好きとか
言ってんだってさ。」


『…は?だから何なの?』

「だからぁー うちら マジ
むかついてるんだよね。
ちょっと
調子こいてんじゃないのかなー
って思ってさ」


『ってか 私に
カンケーないし。』

私はそう言って
帰ろうとしたが……
リーダーの女が
それを邪魔した。

「おまえ、色んな男に
色目使ってんじゃねーよ
マジ 生意気で
むかつくんだよ。
調子こいてんじゃねーよ!」


そう言いながら
私の肩を つかんできた。


私は振り返り
リーダーの女の
むなぐらを
思いっきり つかんでやった。