『それ本当?
本当に 本当の
ゆうじさんの気持ち?』

「うん。本当だよ。」



そう言って
私の頭を ポンポンっと
軽く撫でながら

「まぁ、結論を言うと
お付き合いしませんか?
って事だな!」


『本当にいいの?
私なんて ほんと
ただのガキだよ?
ゆうじさんになんて
とてもじゃないけど
釣り合うような女じゃないし…』


「おいおい、
さっきまでの勢いは
どこ行っちゃったんだよ?」

と、ゆうじさんは笑った。


そして もう一度

今度は しっかり
私の目を見て 言った。


「俺と
付き合ってもらえませんか?」


『…よろしくお願いします…』


涙が止まらない 私の頭を
ゆうじさんは
ずっと 優しく
撫でてくれていた…



ゆうじさんと
ずっと一緒にいたい…


もう 大好き。


本当に好き……


好きすぎる……


こんな幸せなキモチ

今まで

味わった事がなかった。


人を愛する事…

愛される事が…


こんなにも
幸せな事だったなんて
初めて知った−−−


ゆうじさんに
ずっと ついていこう…

そう 心に 決めた。