僕は、涼子とそのまま、連絡先を上手く聞くことができず、駅で別れた。 
そして、僕はこの時から、涼子に夢中になってしまった。 

涼子と僕は、上手く内定を貰い、晴れてこの会社に入社することができた。 そして再会した涼子に憧れを抱きつつ、仕事は毎日大変だった。 

2年目になる今でも、毎日なんやかやと忙しい、何度か、彼女を誘って、食事や飲みに行っているが、そのほとんどの場合、同期会か、会社の仲間と大勢だった。

この日は、涼子と帰りが、いっしょで食事に誘ったら、すんなりOKしてくれたのだ。