そう?と、まだ心配そうな顔で言う涼君。



「分からないことがあったら、ちゃんと俺か、誰かに相談するんだからな?」



そういえば、涼君って家事全般何でも出来るんだよね…。



小さい時から全部涼君にしてもらってたから、なにも出来ないのかもしれない…。



『分かった!ちゃんと相談する♪』


なにかと頼りになるお兄ちゃんで良かったよ!



「…何か涼太、過保護っぽい。」


いきなり愛美ちゃんが言った。



「へ?」


「あたしも何となく思った。」


藍ちゃんが言った。