まだ、ガヤガヤしている人だかりを通って行こうと思ったら…



「ちょっと待って!」


空先輩が走って来た。

そして、その後ろには、奈々先輩。



「バスケ部…入る気になってくれた?」


不安そうに言う空先輩。



顔を見合わせる、優ちゃんと、龍はニコッと笑って、



「「もちろんです!」」


と、言った。



「良かったぁ~!!」


嬉しそうに言う奈々先輩。


空先輩も、嬉しそうに笑ってた。



「美瑠と、沙羅はマネージャーなってくれる?」


またまた不安そうな顔で言う奈々先輩。