「ははっ、リンチじゃないから!女の先輩に~!」


と、バカにしたように言った。



『ってことは告白!?』


「まじで!」



あたしと沙羅はびっくりして聞いた。



「う~ん、何か食堂にいたら、数人の女子の先輩に話し掛けられたんだけど…逃げて来た。」



何で?



「だって、いきなり腕絡ませてくんだぜ?」



優ちゃんカッコいいもんね~…学校でナンパ?



「うわぁ、積極的だね~…。
で、ケバかったわけ?」


「ん~…そんなんでもなかった、かな?」



と、その時を思い出して答えていた。