げ…。



俺の目の前には藍先輩の携帯があった。



てことは、撮られた…?



この泣き顔を…?



最悪…。



「可愛い~!ヤッバ!保存保存~!」



見て見て!と、沙羅と涼太先輩にまで見せてる。



「「あ、可愛い…。」」



嬉しくない~…。



『早く行こ…。』



もうこれ以上ここにいたくない。



「そだね!じゃあね2人共~。」


「「ばいば~い。」」



と言ってまた歩き出す。



はぁ~…これからもこんなことが続くのかな…?



でも…



沙羅がいるし!



大丈夫だ!



…多分。