「え!?何で泣いてんの!?」


『だっ、て~…ヒック…。』


「とりあえず保健室行こ!」



今授業中で誰もいないから!と言って、ガチャッと扉を開けて行こうと思ったら…



「あっれ~?沙羅もサボり?さっすがあたしの妹!」


「それ褒めてないし…。」


『「……。」』



ヤバい…泣き顔見られる…。



俺はさっと沙羅の後ろに隠れた。



『…ヒック…グスッ…。』



あ~!泣き止め俺~!



「あれ?龍泣いてんの…!?」


『泣いて、ないです…。』