「ごめん…許して…?」



しゅん…と子犬のような顔になった龍。


しかも、うるうる目線。



今度、藍ちゃんに見せてみよ~。



と…思ってたら、いきなりバコーン!とすごい音がした。



「い、痛い…。」


「そんな顔して許されると思ってんのかぁ!?」



行くわよ!と言い、半泣き状態の龍を引きずりながら屋上から出て行った。



『…あの2人はいつも、あんな感じなの?』


「まぁ…。」



優ちゃんが、苦笑いで言う。



『「へぇ~…。」』



委員長!怖すぎるよ~!