『てか、今更気づいたの?』
「あれ?って思ってたくらい…。」
ははは…。
『沙羅ってチョー鈍いんだね。』
「な!ひどい!」
ムキになって怒り出した。
『ごめんごめん。…で?』
「で?…って?」
首を傾げる沙羅。
『だ~か~ら、龍に告んないの?』
「告んない!」
即答で言う沙羅。
『何で?…付き合いたくないの?』
「付き合いたいけど……振られるの怖いし…恥ずかしい…。」
下を向いて、ポツリ…ポツリ、と言う沙羅。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…