「もう自分の気持ち莉奈ちゃんも気付いてるから、次の映画の時は2人で一緒に見てもらった方がいいと思う。」


『そうだね!』



小学校とは思えない考えを次々と言っていく千夏。



「じゃあ、あたしが今から何とかするね!」


『よろしく!』



早速、行動する千夏。



「郁斗君!あたし雛ちゃんの隣で見て来るね!」


「あ~うん。」


「あ!莉奈ちゃんと一緒に見たら?」



え。と顔を赤くする郁斗君。



「莉奈ちゃん!郁斗君が一緒に見たいって♪」


「え!?」



莉奈も顔がポッと赤くなる。