見まくれば、慣れるに決まってる!



「え~…。」


『じゃあ、莉奈の彼氏は諦めな!』


「…見ます!」



ふふ~ん♪



『映画館だとお金かかるし…家で見よっか!今日ちょうど部活休みだから今日ね!』


「あ~…今日、寝れるかな~?」


『女の子みたいなこと言うな~!頑張るの~!』



そう言って、郁斗君の肩をガシッと掴んで上下に思いっきり動かした。



「美瑠、郁斗君と仲良いね~!」


『あ、みんな。』



いつの間にか、近くに沙羅、優ちゃん、龍、莉奈、雛がいた。



『いや、何にも無いよね~?あはは…。』


「うん…はは…。」



莉奈に誤解されると悪いから、肩からパッと手を離した。