「どこ行くの?」


『ん?図書室だよ~♪』



結構静かだし、いいよね~。



ガラッと図書室のドアを開け、空いてる席に座った。



『…単刀直入に言うと、郁斗君って女子とあんまり話さないでしょ?』


「まぁ…。」



やっぱり。



『だから、莉奈は安心してるんだよ~。』


「安心?」



そう!

莉奈は絶対、郁斗君が女子と話してたら、ヤキモチ妬くと思うんだよね~。



郁斗君には、そういう所が足りない!



『あ、後…怖いもの嫌いでしょ?』



見た目からして、好きでは無いよね…。