「美瑠?大丈夫?」


耳元で小さな声で言われる。



『…優ちゃん?』


「何だよ男いたのかよ~、つまんねぇ行こうぜ。」



優ちゃんが現れた途端に諦めたチャラ男達。



ふぅ~…びびった~。



「大丈夫だったか?」


『あ、うん。ありがと。』



…何で優ちゃんここにいるんだろ。



『優ちゃんも飲み物探しに来たの?』


「え!?あ、美瑠帰って来るの遅かったから…探しに。」


『そっか…。本当にありがと。助かったよ。』



心配して来てくれたんだよね?



じゃあ…あたし、嫌われて無いってこと?