『は?』



離せよ。



お腹減ってるんですけど。



つうか、誘い方ベタすぎじゃね?



「一緒に遊ぼうよ♪」


「名前、何!?」


「うわ!まじ可愛い!」



と、言い出すチャラ男達。

そしてグイグイ腕を引っ張るチャラ男達の中の1人。



『離して。』


「じゃあ、遊ぼうよ♪」


『嫌。』



普通に考えて嫌でしょ。



そう思ってても、やっぱり男の力には勝てない。



無理やり連れて行かれそうになる。



『痛っ!離せ!』



チャラ男の手を振り払おうとしたら、誰かにあたしが後ろに引っ張られて、チャラ男と離れた。