次の日の昼休み、私は神田くんと安藤くんを屋上に呼び出した。
「由衣ちゃーんっどうだった?
佳代ちゃんいいって?」
安藤くんが少し不安そうな表情で聞いてきた。
「オッケーだって♪」
「マジで!?」
安藤くんは相当びっくりしているみたいだった。
「よかったな、ケイ!!」
「おう!!!
カズも由衣ちゃんも本当にありがとなっ♪」
「まだ、礼を言うのは早いんじゃねーの!(笑)」
「そうだよっ!!!
ちゃんと両思いになってからだよ♪」
「そうだな!!!」
安藤くんは佳代ちゃんがオッケーするとは思ってもみなかったらしく、凄く嬉しそうだった。