「話って何?」





「あのね、美香って真二の事好きなの?」





「知らないよ、そうなの?」





「いや、違うんだったらいいけど!昨日保健室で聞いちゃったんだよね・・・」





「美香と、山地くんが話してるの?」





「うん、・・・。美香が真二好きとか、ウザくない?」







・・・・・はあ?







「え、なんで・・・?」





「あたしが、彼女なんだからさ!邪魔者じゃん?」





「そこまで言う事なくない?」





「だって、なんかムカツク。」





「ゆっち、それは、美香が悪いんじゃないと思う、しかも、まだ分かんないんでしょ?」





「まあね。」





「じゃあ、決め付けちゃだめじゃん!」





「そーだね。ごめんね、こんな事言っちゃって。」





「いいよ!でも、美香には謝っときなよ?」





「はあ、なんで?」