「実はね…」


キラキラと目を輝かせて、早く!早く!と言わんばかりに期待している。


「雄也。」


「ふ〜ん。雄也君って言うんだぁ☆…って、ぁ、あの雄也っ!?あたしの弟の?」


「そぅだよ…///」


「あんのバカっ!!!
紗李ちゃんをたぶらかしてぇっ!!」


「ち、違うよぉっ(汗)」


すぐにフォローに入るあたし。(笑)


「あたし、雄也が好きなのっ!ホントのホントに大好きなのっ!たぶらかされてなんか無いから、安心してね?」


そう言って、ニコッと微笑んで留美ちゃんを見ると、納得してくれた感じがした。