「あ…柊紗李歌です。よろしくね!あの…」


「…え?」


あたしは、雄也君に“友達に、なって下さい。”


って言いたかった。


雄也君…オッケーしてくれるかな?


淡い期待を抱いて、いざ!

「…あ、あのっ!良かったら…ぁ…いゃ…そのっ」


「紗李歌ちゃん、俺と友達になってくれないかな…?」


「……えっ?」


あたしは、予想外の展開にびっくりした。


返事は、もちろん…。


「うんっ☆」


そう言うと、あたし達三人は顔を見合わせて笑った。