あたしは、訳がわからず言葉を呟いた。


すると、留美ちゃんがその言葉に気づいて…


「あ、紗李ちゃん。こいつ、私の弟の雄也。紗李ちゃんと同い年なんだよ。」


留美ちゃんは、自分の弟を紹介してくれた。


すると、雄也君が立ち上がって、

「…一木雄也です。えっと、よろしく!いつも姉がお世話になってます。」


満開の笑みをあたしに向けて雄也君はそぅ言った。