「ちょっと〜!!!咲!!
私達の知らない間に何やってんのよ〜♪」













友紀と遥はにんまり不気味な笑顔を私に向けている。









「ってゆーかぁ、どぉするべきぃ?!?!?」













私は勇人と出会ってからの話しを一部始終告げたのだった。













「で?!?!咲は何て答えたの?!」















「『もう少し返事を待って欲しい。』って…。」














「まっ。咲らしい答えだこと♪笑」






2人は楽しそうにしてる。









人の気も知らないで〜…。しかし…、











どうしたらいいの〜?!?!











私の頭はわんわん唸ってる。
実は昨日一睡もしてないのだ。











まさかこの私が告白されるなんて…。












だけど時間は待ってはくれない。












キーンコーンカーンコーン。













放課後を知らせるチャイム。いや、勇人との約束の時間を知らせるチャイムだ。


















「さぁ、行って来ぉ〜い!!」








私の背中をバシバシ叩いて教室から追い出す友紀と遥。










その痛み、今は私の体じゃなく、心に響くよ…。















あっ、やっぱり勇人いるっ。






当たり前かぁ〜。












「咲〜♪♪」











勇人のお得意の笑窪が私を待ち構えている。






これ以上追い詰めないで〜!!!!!!