「綺麗…。」







「プッ☆自分の事綺麗なんて言ってるし♪」






勇人は嬉しそぅに私の反応を伺っている。








だってね、勇人。勇人の写真本当に綺麗なんだもん。

こんな私がキラキラして見える。
勇人はこんな風に私を見てくれてたの???











私の前に何百枚ものたくさんの写真が姿を現したのだ。














たった二日間で私を見抜かれた気さえした。







目の前を見ると、勇人が私を見つめていた。







写真から勇人の脈が伝わってくるようだ。










トクントクン……ん??これは私の鼓動???






急に恥ずかしくなってきた…。











勇人に見つめられる頬が熱い。


この気持ちは何…???



私は混乱し始めた。



すると勇人が口を開いた。



「実はね、あの日…咲と初めて会った日が僕の初めての出会いじゃないんだ…。







1年前に入学式帰りの咲を見て一目惚れしたんだ。
咲があまりにも嬉しそうに桜を見つめてたから。





咲の表情が頭から離れなくて、『撮りたい!!』って我慢出来なくなって、声かけちゃったけど…。





それに一目惚れが恋に変わった。






咲をもっと知りたい。」












私の気持ちは隠しきれなかった。





私気付いたんだ。




この気持ちは…好き。