「でもね、そういうこと・・・しないと思う」


「そんなの分かんないじゃん・・・」


「先輩はね・・・優しいから」


「・・・分かんないじゃん」


「分かるよ!!!先輩は由夜みたいに変態じゃないから!!!」



ガーンッ・・・


何、俺、由里に変態とか思われてたの・・・?


うわ・・・頭ン中真っ白ー・・・。



「あ・・・ゴメン・・。でも安心して?」


「あ・・・・え・・・」


「夜ご飯の準備するね!!」



何か・・・由里は先輩の方がいいって言ってる気がする。


完全に俺の思いこみだけど


由里を幸せにできるのは・・・先輩なのか?



「由里・・・」


「んー?」


「先輩のこと・・・好きになれば?」


「はー?」


「その方が幸せ・・・」



すると俺の方に包丁がとんできた。


間一髪避けた。



「ちょ・・・ゆ・・・;;;」


「由夜のバカッッ!!!!!」