「おはよう、夏美。」

「おはよう、姉さん。」

朝のあいさつを交わし席に着く。

それから朝食を食べながら他愛のない会話をした。

「じゃあそろそろ行くね。片付けよろしく!」

「うん。いってらっしゃーい!」

「いってきまーす!」

少し遠い高校に通っている姉さんは私より家を出るのが早い。


片付けを済ますとまだ時間が余っていたので自分の部屋に戻ってベッドに横になった。