家に着くとおじいちゃんはちゃおを運んだ

ちゃおの側に線香とお水をご飯

小さなお葬式

わたしは線香を立てた

ずっと泣きながら

その時もわたしはちゃおに触ってあげられなかった



おじいちゃんは

「風邪、悪くなるといけないから寝なさい」

と言った

わたしはもっとちゃおの側にいたかったけど、何も言わず部屋に行って寝た





その夜、おじいちゃんは一晩中起きていて”お線香を切らさなかった”と言っていた