あれから一週間


和哉のことや、巴との一件を引きずりながら、毎日ベッドの上で時間を過ごした


カーテンをしめっぱなしの暗い部屋で何もせず、ただ毎日が過ぎるのをひたすら待つ


ろくに食事もとらなくなっていた


こんなに一人で過ごす時間があると、余計なことを考え始める・・・


(私・・・何の為に生きてんの?)


(こんなことになるなら、あのとき手術なんかしないで、死んどけばよかった・・・)


(もう生きてのが苦しいよ・・・)


(息をすることさえ、無意味に思える・・・)