「私、くだらない男絡みで友情失したくないから。しかも、アンタが原因なんて以ての外。」


「あぁ、そうだな。」

「安心しなよ。見捨てたりしないから。この私がついてるんだから恐いものなんてないでしょ?」


そう言って、いつものように笑った。



お前にとって必要不可欠なものって何?

それが俺だったらいいと、密かに願うこの気持ちは何なんだろう。
勝手な願いだけど、今はまだ誰のものにもならないで。




―大丈夫よ。私はずっとアンタの一番近くで繋がってるから。色んな姿を見せて。それだけで強くなれる。



am4:00

願いごとは互いに知ることはない。