暑い季節が終わる頃、既にキャバクラ生活が半年以上過ぎていた。 毎週、お店にはジョージくんが来てくれるし、数人のお客から指名を貰っている。 あの「さが兄」は私がいない時に来ているようで、数々の武勇伝を女の子達から聞かされていた。 この世界に慣れてきた私はすっかりキャバ嬢いわく、キャバ姉になっている。 ただ、この忙しい日々の中で私の身体が悲鳴をあげた。