泡を洗い流し、よく湯につかってから出るように言い、部屋に戻った。

美弥の服洗って上げないと…


そう思った時



『お兄様!!』

ドアがいきなり開き、妹2人が入ってきた。後妻と親父の間の子供。

『ご飯だって!』

もう、夜か…

『わかった。先に行ってろ』

『はーい!』

ハイテンションで出て行った。

疲れる…ノックぐらいして入れよ…




『秀長様』

『出てきたのか…浴衣と羽織り物置いてただろ?それ着ろ』

数分たって美弥が出てきた。少し浴衣が大きかった。





『後でメシ持ってくるからここで待っとけ。絶対部屋からでるなよ?』

美弥は何回か頷いた。
部屋の鍵を閉めて、親父たちが飯を食ってるだろう部屋に向かった。