「よくわかったね。」


「お前のことなら、なんでもな。」


「眠い。」


「ベット行け。」


「うん。龍矢は?」


「俺も寝る。」


「よかった。」


「なにが?」


「また仕事するとか言うと思った。」


「バカ。それじゃあなんのために仕事頑張ったかわからないだろ?」


「そっか。」


「おやすみ、美和。」


「おやすみ。」


おでこにキスされて、龍矢に抱きしめられて。


私は眠りについた。