それから、みんなでお茶をして。


夜になって、夕ごはんを食べに出かけた。


「美和ちゃん、明日からどこ行きたい?」


「洋子さん連れてってください。」


「そう?どこにしようかしらね、あなた。」


「そうだな。とりあえず、観光名所は抑えとかないとな。」


「そうねー」


あっ、あくびでそう。


ちょっと眠くなってきたかも。


「考えといて。俺たちもう寝るから。」


「あらそう?」


「美和、行くぞ。」


「うん。」


龍矢に手を引かれて、貸してもらった部屋に入った。


「眠くなったろ?」