「うっうん。」


「へーいつから彼氏いたの?」


由衣が龍矢の方を、ちらちら見てる。


「ねぇ、三木先生に似てない?」


「そっそうかな?」


「うん、似てる。てか、本人?」


「ぷっ。」


龍矢が噴き出した。


「ちょっと!」


「新井さん、明日美和から聞くといいよ。」


そう言って、私を引っ張った。


「ちょっと、美和!」


「ごめん。明日ね。」


龍矢に引っ張られながら、デパートを出た。


「もーどうすんのよ。」