龍矢の運転する車で、目的の場所まで行く。


「俺たちを動かして、何したいんだか。」


「いいじゃん。デートだよ。」


「久しぶりだな。一緒に出かけるの。」


「うん!」


「ここか。」


たどり着いた場所は。


ひとつのビル。


「ここのどこに行けばいいんだ?」


「4階の調理室だって。」


「ほら。」


「ん。」


手をつないで、中に入って行く。


ドアを開けると。


「ここって・・・」