「全部って?」


「全部は全部だ。」


「んっ。」


「お前のキスの相手は俺だけだからな。」


「うん。」


「他の誰にも触らせない。」


「んっ・・・龍矢。」


「今度は邪魔させない。」


「じゃあ、鍵掛けとけば?」


「そんなこと言うと、朝まで逃がさないけど?」


「うん。いいよ。」


カチャン


寝室の鍵が掛けられた。