「美和。」
後ろから抱きしめられた。
「なに?」
「お前のせいじゃないと言ってるだろ?」
「・・・」
「だから、お前が責任感じることはない。」
やめて。
そんなにやさしい言葉かけないで・・・
「ごめんね、龍矢。」
「謝ることはない。」
「ごめん・・・」
美和は今にも泣きだしそうだった。
「泣かなくていい。」
「ごめん・・・」
それだけ言うと、龍矢の腕を振りほどい教室を飛び出した。
後ろから抱きしめられた。
「なに?」
「お前のせいじゃないと言ってるだろ?」
「・・・」
「だから、お前が責任感じることはない。」
やめて。
そんなにやさしい言葉かけないで・・・
「ごめんね、龍矢。」
「謝ることはない。」
「ごめん・・・」
美和は今にも泣きだしそうだった。
「泣かなくていい。」
「ごめん・・・」
それだけ言うと、龍矢の腕を振りほどい教室を飛び出した。