「ダメです!」
ダメ
龍矢だけは。
誰にもあげられない。
「ねぇ、考えて。学校にばれたら、龍矢が困るのよ。」
そんなの・・・わかってる。
「よーく考えて。龍矢が大切なら・・・選択肢はひとつしかないでしょ?」
ひとつ。
「ばれる前に、龍矢から離れる。」
やだ・・・
そんなこと出来ないよ。
「考えといてね。」
そう言うと。
「バイバイ。」
手を振って帰って行った。
ダメ
龍矢だけは。
誰にもあげられない。
「ねぇ、考えて。学校にばれたら、龍矢が困るのよ。」
そんなの・・・わかってる。
「よーく考えて。龍矢が大切なら・・・選択肢はひとつしかないでしょ?」
ひとつ。
「ばれる前に、龍矢から離れる。」
やだ・・・
そんなこと出来ないよ。
「考えといてね。」
そう言うと。
「バイバイ。」
手を振って帰って行った。