「立花さん、ちょっといい。」


放課後。


生徒指導の先生に呼び出された。


着いた先は、校長室。


「失礼します。」


生徒指導の先生と一緒に、入っていく。


「君か。立花さんは。」


「はい。」


「そこに座ってくれるかね。話があるんでね。」


「はい。失礼します。」


「さてお昼頃、一本の電話があってね。」


「電話ですか?」


「君と三木先生が結婚してる。この学校は、そんなこと許すのかって。」


「なん・・ですか?それ・・・」


「相手は名前も名乗らなかったよ。それで、真相を確かめたくてね、君を呼んだ。」