「美和ちゃんより、私の方がふさわしいって。」


「俺は、美和以外考えられない。」


「ほんと?」


「ああ。だから、不安にならなくていい。」


「うん。」


「安心していい。」


「うん。」


「なにがあっても、俺は美和を守るから。」


「ありがとう。」


「もう寝るか?」


「うん。一緒に寝て?」


「ああ。」


30分もすると、美和の寝息が聞こえてきた。


なあ、美和。


俺は世界で一番、お前が大切なんだ。


だから、安心していい。